布ホビーの基本
 
★準備編
*新しい衣類や糊付けした衣類は一度洗って糊を落とし、しっかりと乾燥させておきましょう。  また、シワも取っておくと絵付けしやすくなります。
*衣類に描く際は必ず間に紙類を入れて、インクが裏側に移るのを防ぎましょう。
 
  おすすめ 紙の代わりに紙やすり(#200程度)を入れると、ペン先のひっかかりを抑える役割もするので、おすすめです。
 
*必ず商品の使用説明や注意書きを読んでから使用するようにしましょう。
*必ず不要な布などを準備しておき、試し書きをしてインクの色や出方を確認してから使い始めるようにしましょう。
 
  おすすめ 着なくなったTシャツなどをカットしてストックしておくと便利です。
インクの性質に合わせ、黒・白用意しておくとより便利です。
 
  天日干し 3522 222
しっかりシワをのばして干しましょう。 #3522等には白系の試し布 #222等には黒系の試し布
 
 
★使用編
*キャップを長時間あけたままにするのはやめましょう。ペン先が乾燥してインクが出にくくなったり、色が濃くなったりします。
*布スプレーIIを使用する際には、マスキングをしっかりとし、浮いている部分や隙間がないかよく確認してから塗布するようにしましょう。スプレーブースを作って行うとより安心です。
 
  ご注意 スプレーインクは非常に小さな隙間にも入り込みますので、注意しましょう。
また、広範囲にインクが飛ぶ可能性があるので、大きめにマスキングしましょう。
 
  マスキング マスキングには新聞紙や養生テープを使いましょう。  
マスキング紙同士の隙間もテープでしっかりマスキングする。
 
*隣同士の面を別色で塗る時は、薄い色を先に塗るようにし、先に塗った色が乾いてから隣の色を塗るようにしましょう。(混色する場合は乾く前におこなうこと)
*重ね塗りをする際は、最初に塗った部分がしっかりと乾燥したことを確認してからおこなうようにしましょう。
 
 
★片付け編
*必ず使用説明等に表記しているお手入れ方法通りのお手入れを行ってから保管しましょう。
*マーカーは必ず横向きに保管しましょう。スプレーは縦向きに保管しましょう。
*できるだけインクは1年以内に使い切るようにしましょう。
 
  ペン拭き取り インク紙吸い取り #222シリーズは、ペン先のお手入れが重要です。
ペン先を手で抜きとり ティッシュに吸わせて
ペン先のインクをなくす
 
 
 
★作品のケアについて
*作品は一晩以上換気のよい場所に吊るして乾かし、その後アイロン掛けや洗濯を行うようにしましょう。
 
  ご注意 アイロン掛けを行う際は不要な布を当て布にして、数秒間押さえるようにしてかけます。粗熱が取れたらそっとはがすように当て布を取ります。
 
  アイロン    
アイロンの温度は『綿』の表示に合わせましょう。
 
*洗濯の際は裏返して洗濯ネットに入れて洗うと、より作品が長持ちします。乾燥機のご利用は、お避けください。
*長期間保管する際は、インク同士がくっつかないようにするために作品全体に軽く市販のベビーパウダーをふりかけ、ハトロン紙のような紙を間にはさんで絵を内側にして畳むようにしましょう。
 
  ご注意 インク同士が長期間圧力がかかっている中でくっつき合っていると、インクが取れてしまう場合があります。また、他の布に触れているとそちらに移ってしまう場合があります。


【ご注意】布用マーカー・布スプレーなどは、デザインを楽しむためのものです。
劣化した生地の補修や染めるためのご使用はお控えください。

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